松島から蔵王へ 錦秋を追って

11.14 - 11.16, 2025

1. 松島 / 2. 蔵王

深まる秋に、蔵王温泉へ行く計画がたてられた。旅の仲間のうち女性二人は仙台で大学の同窓会があった。80歳を超えて尚かくしゃくとした恩師を囲んで盛会だった由。千葉から行くご夫妻とは別に、私は初日を仙台観光するか松島へ足を延ばすか迷った挙句、見事な晴天に誘われて、仙台から仙石線に飛び乗ってしまった。久しぶりの一日一人旅だ。遊覧船で島巡りをするはずが、福浦島を歩き回るうちに乗り損ない、その分は国宝瑞巌寺参拝の機会を得た。仙台で三人と合流した後、御夫君の運転するレンタカーで山形へ。蔵王の山々は既に冬支度をしていた。温泉と美食が旅の醍醐味とはいえ、沿道の紅葉を愛でながらのドライブは鉄路だけでは味わえない山深い土地の魅力をふんだんに見せてくれた。松島の海辺の景観、蔵王の山の景観、共に街に暮らす身にとっては何にも代えがたい晩秋の贈り物だった。

1. 松島 / 瑞巌寺

2. 蔵王温泉から山形市内へ

KEIKO KITADA

2025年11月14日10:50上野発東北新幹線「はやぶさ17号」に乗る。

先端の長いシェイプが特徴的な車両。

仙台駅から仙石線(仙台-石巻間を走る)で松島海岸へ。左端に見える「仁王丸」の乗船券を手に入れた。

 

松島湾に係留された観光船。

腹ごしらえは港の近くの食堂で「はらこめし」を。憧れの(?)いくらがどっさり。

鮮やかな紅葉が目を引く。

前回来た時には果たせなかった「福浦島」を目指す。

海岸から朱塗りの橋が架かっている。

島をぐるりと回ったら、15:00発の「仁王丸」に乗る予定だったのだが・・・。

逆光の水面。

2011年の東日本大震災の時、一部損壊した福浦橋の修復に台湾の景勝地「日月潭」の観光漁業者から義援金が届いたとのこと。

福浦島へは朱塗りの橋を渡っていく。通行料は200円。

島の先端の岩場を覆う樹木。

福浦島の中には遊歩道が整備され、周回路となっている。

木々の間から松島湾を望む。

午後の日が眩しく紅葉を照らす。

湾の中にはいくつもの小さな島が点在する。これらが津波被害を和らげたとのこと。

常緑樹と紅葉した葉のコントラストが美しい。

燃え上がるような紅葉。

蒼空には緑色が良く似合う。

島々と船。

島の間を縫って進む船に乗る予定だった。

弁天堂

黄葉も美しい。

それぞれの島に名前がある。

こういつも凪いでいるわけではないのだろうが。

思わず足を止めて島影に見入る。

島に設けられたトレイルを辿るのは楽しい。

山道を行くスリルもある。

東端の見晴台付近の景色。

西側の遊歩道。

午後三時を過ぎると早くも日没を思わせる日差し。「仁王丸」は既に出航してしまった。

陸へ戻って「国寶 瑞巌寺」を目指す。

瑞巌寺門前。

境内の紅葉・黄葉にも期待できる。

臨済宗妙心寺派という禅寺だ。

長い参道には既に夕刻の気配が漂う。

杉の木の間を紅葉した木々がのぞく。

逆光に照らされる紅葉。

銀杏の大木。

本殿背後(北側)にある非公開の埋木書院。右手の枝垂桜はきっと春には見事な姿となるのだろう。

大書院前の石庭(松島湾の景観を表しているようだ)

見事に実ったナナカマド(?)

中門から本殿をのぞく

本殿前の掃き清められた中庭。本殿の中の回廊をぐるりと歩いた。

東側、崖際の脇道。

色とりどりの樹木が誘う。

崖の中にくりぬかれた祠が続く。中には石仏が収められている。

神社の境内で紅葉狩り。

祠の前に飾られた唐笠

粗削りな祠の数々

瑞巌寺由緒

御朱印をいただく。

 

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